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矯正歯科

当クリニックの矯正歯科とは

当クリニックの矯正歯科とは

矯正歯科治療の第一の目標は、「咀嚼機能(=噛む能力)」を上げることと考えています。

正常な噛み合せの人の場合、上下の歯の接触面は100点以上あるといわれていますが、たとえば、上顎が出ている、乱杭歯などの人では、接触面は20点以下になることも。きちんと噛めないと、食べ物を小さくちぎることができず、丸のみするようになってしまいます。この状態が長く続くと、内臓に大きな負担をかけ、健康を損なう原因にもなります。

当クリニックでは、噛む点をどれだけ増やすかを目標とし、内臓への負担を軽減することが重要と考えています
そのために、矯正歯科担当医による、精密な分析、診断を行っています。
矯正用レントゲンで正面と横から頭部の画像を撮影し、データを分析します。それをもとに矯正治療計画を立て、患者さまにしっかりと説明し、ご理解いただいてから治療をスタートします

矯正歯科では、装置を装着してから約2年、そして装置を外してからの保定期間を含め、患者さまとは長いお付き合いになります。治療過程を記録する為に、診察の際には、写真を撮ってお見せすることもあります。

患者さまは、日々変化していくご自身の歯並びの様子を目で確認することができ、「よし、がんばろう!」とモチベーションもよりアップします。
スタート時の写真と、終了後の写真を見比べ、「こんなにきれいになった」「がんばれた」と喜んでいただけることは、私たちにとっても嬉しく楽しいことです。
矯正治療にいちばん大切なことは、患者さまとの信頼関係
写真は、よりよいコミュニケーションの手段のひとつでもあります。

小児矯正

お子さまの歯の矯正は、まず土台(顎)の矯正治療からスタートします。
多少の個人差はありますが、6歳~10歳までに顎の矯正を行うことをお勧めします。とくに女の子は顎の成長が早いので、できるだけ早いうちに始めましょう。
顎の横幅を広げる、上の前歯だけを治すなど、お子さまの状態によって診断し、適切な治療を行います。10歳までにしっかりとしたバランスのよい顎をつくっておくことにより、永久歯がきちんと生えてくる手助けになります。

・横幅を広げる/取り外しのできる装置(食事と歯磨き時のみ外す)
・上顎の成長を止める/ヘッドギア
・上顎が後退している/フェイシャルマスク

料金は、治療をスタートする前に決めます。以後は、料金が変わることはありませんので、安心して治療を始めていただけます。

小児矯正は、本人の意思もさることながら、まずは保護者の皆さまに正しい歯並びの大切さを認識していただきたいと思います。小学校にあがる位の年齢になったら、ぜひ矯正担当医にご相談ください
当クリニックでは、お子さまの健やかな成長を矯正という立場から親身にサポートします。

大人の矯正

大人になってからも矯正は可能です。
「もう、遅いのではないか」「期間がかかりそう」「料金が心配」と諦める方もいらっしゃいますが、歯が残っていれば矯正はできるのです。お口の健康は、全身の健康に繋がる重要なものです。しっかり噛める喜び、見た目にも美しい歯並びをぜひ、実現していただきたいと思います。

まずはカウンセリングにより、一人ひとりの患者さまのライフスタイルに合わせた治療計画をプランニングし、ご説明します。(例えば、結婚式、卒業式等の大事なイベントに被らないような計画を立てたりします)
当クリニックでは、歯を抜くか、抜かないかは、それぞれのメリット、デメリットを熟慮した上で、よりよい方法を選択して治療を行っています。通常、歯を抜かない場合で約1年半~2年、抜く場合は2~3年を擁します。

●主な矯正装置
通常の装置の他に、職業上、目立ちたくない人のための、裏側矯正(舌側矯正)、マウスピース型矯正装置などがあります。
マウスピース型矯正装置は、透明の装置で、少しずつ歯を動かします。2週間に1回調整が必要となり、若干期間が長くなります。

大人の矯正は、年齢が上がるほど、痛みを感じる度合いも上がる傾向があります
骨が若く柔らかい、20代後半までに始めることをお勧めしています。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

1 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多 いです。
2 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長 する可能性 があります。
3 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患 者さんの協 力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
4 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周 病のリスク が高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要で す。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるように なることもあります。
5 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて 下がることがあります。
6 ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
7 ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがありま す。
8 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関 節症状が出 ることがあります。
10 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性がありま す。
12 矯正装置を誤飲する可能性があります。
13 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補 綴物)の一部 が破損する可能性があります。
14 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性 が高くなり
ます。
15 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や むし歯の治療 (修復物)などをやりなおす可能性があります。
16 あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
17 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周 病等により 歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することが あります。その場 合、再治療等が必要になることがあります。
18 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
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